2023.07.28

リリーフカーがリニューアル!新型メルセデス-AMG SL43を拝見すべくZOZOマリンスタジアムへ行ってきた

カーライフ

コラボ スポーツ トレンド

千葉ロッテマリーンズの本拠地「ZOZOマリンスタジアム」のリリーフカーにメルセデスの車両が採用されているのはご存知の通り。しかも2023年シーズンからは発売されたばかりの「メルセデス-AMG SL43」にリニューアルされたというではありませんか! これは実際にこの目で見に行かなくては!とブログスタッフ4人で野球観戦へ。まだ野球場に足を運んだことがない方にも、野球観戦やZOZOマリンスタジアムの魅力や楽しみ方をお届けできればと思います。

 

──────────────────

先日、野球観戦中ファウルボールが頭に直撃した佐藤です。みなさまも打球の行方には十分ご注意ください(痛かったなあ…)。

 

昨年、プロ野球チーム千葉ロッテマリーンズの本拠地「ZOZOマリンスタジアム」のリリーフカーにメルセデスの車両「S560カブリオレ」が採用されているという記事をお送りしました(まだご覧になっていない方は、こちらをチェック!https://www.miyazono-importedcars-sales.jp/blog/zozomarine/)。

 

それがなんと、今年2023年シーズンより「メルセデス-AMG SL43」にリニューアルしたというではりませんか。これは、この目でぜひともチェックしたい! 普段はソロか友人としか観戦に行かない佐藤ですが、なかば強制的に(?)ブログスタッフを引き連れてZOZOマリンスタジアムへとGO。。ZOZOマリンスタジアムにまだ足を運んだことがない方にも、野球観戦や同スタジアムの魅力や楽しみ方をお届けできればと思います。

▲昨年までリリーフカーとして活躍していた「S560 カブリオレ」

1992年に千葉ロッテマリーンズの本拠地として、幕張に誕生したZOZOマリンスタジアム。4年前より、スタジアム全体のエンターテイメント性を高めるボールパーク化を目指しており、スタジアム敷地内に人工芝の子ども用キャッチボールエリアを新設したり、たくさんのキッチンカーを並べたりと、試合前から楽しめるよう変貌を遂げています。また、6年前より年に1度のペースで出張展示会&タイアップゲームを行うなどメルセデスとのゆかりが深いスタジアムでもあります。

▲メルセデス・ベンツ出張展示会の様子。2023年は「Mercedes-EQ NIGHT GAME」とうたい、EQシリーズを中心に展示。もちろん実際に乗り心地を体験することもできました

▲先着1万人に配布された来場者特典のコラボタオル。メルセデスと野球の両方が好きな人にはたまらない特典!

駐車場はありますが、試合開催日は事前予約制で、曜日に関わらずすぐに埋まってしまうので、公共交通機関でのアクセスがオススメ。最寄りのJR京葉線・海浜幕張駅から歩いても良いのですが、あえてJR総武線・幕張本郷駅から向かうのもオツです。というのも、運が良ければ駅とスタジアムを往復するメルセデス・ベンツ シターロGという大型連接のシャトルバスに乗ることができるから。128名乗車ができるシターロG。車体が長すぎて後ろが見えないのでは?と思いきや、車内外いたるところにミラーとカメラがついており、運転手は隅々まで安全が確認できるのだそうです。ほほう。

▲2つの車体をつなぎ合わせたメルセデス・ベンツ シターロG。真ん中の継手部分が折れ曲がることで単車に近い小回りがきくのだそう。運転にコツがいりそうですけど…

スタジアム敷地内に足を踏み入れるなり選手のサイン入りパネルがお出迎え。せっかくなので記念写真をパチリ! ちなみに大森と根本が着用しているのは、この日のために買ったメルセデス・ベンツコレクションとマリーンズの限定コラボTシャツ(現在は完売)。岩崎はサイズがあわずに着られなかったのはここだけのハナシです(笑)。

▲右の大森をよーく見ると手元にグローブが。「ファウルボールを絶対キャッチしてやる~」と意気込んでいました

▲お隣には、日本中をわかせた侍ジャパンのパネルも。野球好きの私は興奮しっぱなしでした

まずは入場して座席に行くのかと思いきや、売店へ直行する一同。

 

実はZOZOマリンスタジアム、グルメが大変美味しいことでも有名なのです!

 

中でも有名なのは「三大もつ煮」と呼ばれる3種類のもつ煮。異なる3ヶ所の売店で売られているのですが、お店が違えば味わいも違ってそれぞれ美味しいのだとか。今回は、某テレビ番組でもとりあげられた千葉つくたべキッチンの「千葉もつ煮」をいただきましたが、野菜がゴロゴロ入っておりとてもボリューミー。さっぱりとした味わいの中にもコクがあり、ビールとの相性抜群! もっと満腹感を得たい方向けにライスセットもあるようです。

 

他にも千葉県産の食材をふんだんに使っているという球場グルメの数々。開場30分もすれば、どの売店も長蛇の列になります。特に土日祝の試合は、大変混雑するので要注意。球場グルメを堪能したい方は、開場時間にあわせて入場し即売店に行くか、試合開始後に行くと、比較的空いていてあまり並ばず買えるのでオススメです。

▲入場して即行グルメエリアに並ぶ一同。今日は野球の取材じゃありませんでしたっけ?

▲ZOZOマリンスタジアム三大もつ煮のひとつ「千葉もつ煮込み」(750円)。千葉県産のもつ、野菜、ピーナッツを使用しているそう。写真では見えませんが大きなゆで玉子が入っています。

▲スタジアム内は、現金決済の他にキャッシュレス決済(一部サービスは除く)も利用できます

▲ロッテがオーナーということもあり、どの売店にもロッテのお菓子が売っていました

たくさんのフードをかかえてようやく着席。実は前回、S560カブリオレを撮影した際に反省点がありました。というのもグラウンドに近い座席で観戦したため、リリーフカーの動線に近すぎてあまり良いアングルで撮れなかったのです。どうしたらキレイに車両を撮影できるのか? この1年間、研究を重ねに重ね、今回は少し高いバックネット裏の席を選んだのでした。果たしてうまく撮れるのでしょうか。ドキドキ。

 

▲球場全体が見渡せる席。リリーフカーは左右のファウルラインの先から登場します

ひと段落したところで、先ほど買ったフードを食べることに。食いしん坊が集まっているブログ編集部だけにとてつもない量..。野球観戦には頻繁に通っている私ですが、こんなにたくさんのフードを頼んだのは初です(笑)。冷めないうちにいただきしょう!

▲ひとまずカンパイー! なんと後ろに座っていた方も一緒に乾杯してくれました。見ず知らずの方とも仲良くなれる、これも観戦の醍醐味のひとつなのです

▲ちば盛り焼きそば(700円)千葉県産の豚肉、野菜をふんだんに盛り付けられています。小松菜は地元の契約農家さんで作っているものだとか

▲「お腹空いて倒れそう」と移動中からもらしていた岩崎。すごい勢いで食べていました(笑)

▲「美味しそうー!」ともつ煮込みを見つめている根本。しかし、このあと目を離したすきに隣の岩崎に全部食べられてしまいました(私たちも食べたかったのに…)

▲ワンハンドで食べられる、肉巻きおにぎり(550円)。食した大森いわく、お肉のタレと中のご飯がうまい具合に絡み合って絶品だったとか

▲たこ焼きマリーンズチーズカレー味(750円)。濃厚なカレーソースにとろけたチーズがマッチした、クセになるおいしさ!

▲この日から3日間限定発売のお弁当「穴子天丼弁当」(1300円)。根本は体が細いのにもかかわらず、本当によく食べます

▲対戦相手の読売ジャイアンツの本拠地が東京ということで、東京の庶民に古くから親しまれてきたファーストフード・天丼をお弁当にしたそう

今回ご紹介したメニュー以外にも、たくさんのフードを販売しているマリンスタジアム。なかでもマリーンズの選手がプロデュースしたお弁当は、人気のためこの日も売り切れ続出。しかし、一部のお弁当は来場3日前までにネット予約することで確実にゲットできるという裏技もあるのだとか。お目当てのお弁当が決まっている方はぜひ利用してみてください。

▲ご覧の通りとても混雑していたコラボ弁当コーナー。直後にほとんどのお弁当が売り切れに…

たくさん食べてお腹いっぱい。もう食べられない…となるのかと思いきや、甘いものは別腹のスタッフ一同。しっかりデザートも食べたい! とはいえ、根本以外は一応ダイエット中の身。おとなしくポップコーンを4人で仲良く分けあっていただきました。しかし、スイーツ党の根本だけは、スタジアム到着前からチェックしていた「千葉プリンソフト」を美味しそうに頬張っていたのでした。

▲マーくんポップコーン(キャラメル味)(600円)。マリーンズのマスコットキャラクター・マーくんのラベル付きです。お腹がいっぱいなのにもかかわらず、ついつい手が伸びてしまう一品

▲千葉プリンソフト(680円)。千葉県産の牛乳とフレッシュな玉子でつくった自家製プリンに、千葉ミルクソフトをのせた最強スイーツ。なんとデザート部門1位!

▲お菓子作りが趣味というくらい、スイーツが大好きな根本。甘さ控えめなプリンに濃厚なソフトクリームがほど良いバランスだったと絶賛

もちろん食べてばかりではありません。メインの野球観戦&取材にも真剣です。この日は読売ジャイアンツとのセパ交流戦。実はセ・リーグの中では巨人推しの佐藤ゆえ、どっちが勝っても負けても複雑な気持ちになる見逃せない一戦だったのですが、なぜかこの日は、私が席を外すたびにマリーンズ側のホームランが出るという謎の現象が多発。「次こそは見逃さない!」と決意し席を外さず観戦していたのですが、そこから点数が入らず…。少しさびしかったのはここだけの話です。

 

▲岩崎と根本は野球観戦じたい初体験。グルメとスイーツだけではなく、試合も楽しんでくれていたようです

▲ホームランが出て、急いで席に戻り撮れた写真。打球が外野に入った瞬間も見たかったなあ…

そしてゲーム中盤、なにやらビジター側に動きが…。ピッチャーの交代で、ついに今回のお目当てのリリーフカー「メルセデスAMG SL43」のお目見えです!

 

ボンネットにマリーンズの「M」のロゴがレイアウトされた同車。選手が降車する場所には、プライマリーマークという球団を表すシンボルマークがラッピングされており、完全オリジナル仕様ということがうかがえます。

 

近年のSLクラスと言えば2シーターのイメージが強かったかと思いますが、新型SLクラスは小さめながら後席が復活。拡大されたホイールベース、そしてブラックペイント仕上げのフレームを持つ大きく傾斜したウインドスクリーンによって、コンパクトで低く身構えた外観に仕上がっています。

▲通常仕様の「メルセデス-AMG SL43」。金属製のルーフからソフトトップになったことで軽量化もされたそう

リリーフカーは通常の車両とは異なり、観客席から見やすいよう乗車している選手の座席が高くなっていたり、降車しやすいよう片側のドアが外してあったりと、さまざまな工夫がなされています。残念ながら力強い響きを持つAMGエンジン音は、大きな歓声で私たちが座っている席までは届くことはありませんでした。逆に言えば、それほどファンの皆さんの声援が大きい証拠なんだなと感じました。

▲ビジターチーム側リリーフカーのボディ色は「オブシディアンブラック」。8種類の塗料を混ぜているという深みのある黒です

▲イエローのブレーキキャリパーがアクセントになっていてカッコイイー!

試合も後半に差し迫ってきた頃、マリーンズ側のリリーフカーの出入り口の扉が開き、いよいよマリーンズ仕様のリリーフカーも登場するかと思いきや…。

 

なんと継投のピッチャーが走って登場。「まさか車両トラブル!?」と焦りましたが、実は澤村拓一投手は、走りながら試合の状況などいろんなこと考えながらマウンドに向かいたいとのことで、登板時はあえてリリーフカーに乗車しないのだそうです。びっくりした~。

▲マウンドまではけっこう距離があるので、時間をかけて色々考えたいのですね

その後の最終回。今度は無事に守護神・益田直也選手が乗ったマリーンズ側のリリーフカーが登場! 我々もホッとひと安心ですよ。こちらはマリーンズのイメージカラー、白×黒にあわせたスタイリッシュなデザインの1台。

 

ところでみなさん。先程のビジター側の黒いリリーフカーと見比べてお気づきになったことはありませんか? 実は1塁側のマリーンズは右ハンドル、3塁側のビジターは左ハンドル仕様になっており、観客席から近い位置で移動中の選手を見ることができるようになっているのです。これは左右、両ハンドルとも製造している輸入車でなければできないワザと言えるでしょう。

 

▲マリーンズ側リリーフカーは「オパリスホワイト」。メタリックがきめ細やか

▲乗車していたのは、絶対的守護神・益田直也投手。ビジター側の選手に比べて降車に慣れている感が

▲1点差だったので、「なんとか抑えてくれ~」と念じていたところを、根本に隠し撮りされていました(笑)

試合は、見事マリーンズの勝利! ハラハラする場面もありましたが、ホッとひと安心です(巨人も残念でしたが…)。実は、佐藤がZOZOマリンスタジアムで観戦すると、偶然なのか必然なのか今のところマリーンズの勝率100パーセントなのです。

▲勝利のハイタッチ。接戦した試合だったので、選手も安堵した様子

試合終了後の「ヒーローインタビュー」。勝利に貢献した選手たちが、どんな意気込みで挑んでいたのか、プレーや戦術について尋ねられたり、自身のプレーに関する自己評価やファンへのメッセージを述べるひと幕です。

 

この日は3人の選手が登場。そのうち西野勇士投手は「いい風が吹いていたおかげで、球を操って抑えることができました」と野外球場ならではのプレーを振り返っていました。ZOZOマリンスタジアムは気まぐれな海風が頻繁に入ってくるので、今回は運よく味方になってくれましたが、時には敵になる可能性もあるようです。奥が深い。

▲手前から山口航輝選手、田村龍弘選手、西野勇士投手。それぞれ勝利の喜びを述べていました

ヒーローインタビュー後は試合の締め、勝利のセレモニー「MARINES WINNING CEREMONY」。音楽に合わせてスマホのライトやペンライトを振り、勝利の喜びを分かち合います。バックスクリーンには試合のハイライトが流れ、この日の名場面を振り返ることができるので、よりテンションがあがります! お昼に行われる試合でも、マリーンズが勝つと同様のセレモニーが行われるのですが、やはり夜はライトの光が映えてとてもキレイに感じました。

▲試合中とはうって変わって、美しい光の輝きがスタジアム全体に広がります

▲根本もノリノリで光の演出に参加♪ 隣の岩崎も参加しようとスマホをいじっていますが「ライトが光るボタンどこだっけ?」と苦戦

野球観戦といえば、熱烈な野球好きしか行かないというイメージをもっている方が多いかもしれませんが、ご覧の通り試合だけではなくいろんなグルメが楽しめたり、観客参加型のイベントがあったりと、詳しくない方でも楽しめるよう趣向が練られているのが最近のトレンド。また、キッズルームがあったり、授乳室やおむつ交換台も常設しているので、小さなお子様連れでも安心して過ごせるのではないかと思います。都心から気軽に行けるボールパーク「ZOZOマリンスタジアム」みなさんもぜひ足を運んでみてくださいね!

▲試合後「撮りましょうか?」と野球ファンの方に撮っていただいた写真。みなさん親切でステキな方が本当に多いのです

以上、今年中に三大もつ煮の全制覇を狙っている佐藤でした。

 

(佐藤真知)

●プロフィール
佐藤真知(さとう・まち)
メルセデス・ベンツ江古田ショールームの受付&事務を経て、ブログ編集部に配属。趣味はカメラと野球観戦。店舗SNSを担当していた経験を活かし、みなさまにメルセデスの魅力をより知っていただけるよう、日々精進いたします。

関連記事その他の記事