2023.07.15

【5年ぶり】トミカにEQS バイ メルセデス-EQが登場!初回特別仕様はホワイトカラー

カーライフ

EV カルチャー トレンド

子どもから大人までみんな大好き!? 日本が誇るミニカーブランド「トミカ」。その2023年7月発売の新車に、なんと実に5年ぶりとなるメルセデスの車両がラインナップされました。それが「EQS バイ メルセデス-EQ」。そう、電気自動車ブランドEQが誇るフラッグシップセダンです。しかも初回特別仕様はホワイト。これは絶対手に入れたい!というわけで編集部も奔走しました。

 

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最近では『ちいかわ』のドリームトミカをコンプしたものの、「こんなん、本当に欲しかったっけ?」と自問自答をくり返している熊山です。

▲ヤハ!

そんなこんなで、子どもから大人までみんな大好き、日本を代表するミニカーブランド「トミカ」(タカラトミー)ですが、その2023年7月発売のラインナップで我々が無視できないビッグニュースが舞い込んでまいりました。

 

それが2018年の「Gクラス」「4850 240型 シュナーベル式トレーラー」(廃番)以来、実に5年ぶりの登場となるメルセデスの新型トミカ「EQS バイ メルセデス-EQ」です!

 

▲トミカ No.47 EQS バイ メルセデス-EQ 通常仕様(550円)。商品入れ替わりでダイハツ タフトが廃番に

最近ではSUVタイプがリリースされ話題を振りまいている、電気自動車ブランドEQが誇るフラッグシップのEQS。トミカ化されるのはセダンタイプのEQSです。

 

ワンモーションの有機的なフォルムに、クリアパーツとタンポ印刷のスリーポインテッドスターをあわせたフロントマスクが、実車のもつ未来的なイメージをしかと再現しているトミカEQS。今回はいつでも買えるレギュラーモデルのブラックにくわえて、数量限定の初回特別仕様にゴージャスなホワイトがラインナップ。なお、近ごろミニカーコレクションを始めたという編集部・佐藤は「絶対ホワイトが欲しい!」と興奮していたものの、しっかり予約しそびれAmazonにて転売ヤーの餌食となっておりました。

 

▲こちらは初回特別仕様のホワイト

ちなみに、このEQSで久しぶりにトミカに復帰される方、あるいは初めてトミカを購入される方に参考までに申し添えておきますと、通常の550円のトミカにはパッケージ形態が2種類あります。ひとつが赤い紙箱でおなじみの箱入りで、もうひとつが中身が見える吊り下げ式のブリスター入りです。ただし、初回特別仕様は箱入りのみ。どちらを選ぶかは好みによりけり。昔から続くトミカのコレクションにこだわるのでしたら伝統的な箱入りがよいでしょうし、箱から取り出さずに飾って眺めたいのであればブリスター入りもおすすめです。

 

 

 

▲今回は通常版のブリスターパックと、限定版の紙箱入りを購入

ところで、実車のEQS。先ほど述べた通りメルセデス-EQを代表する旗艦車ですが、具体的にはどんなクルマか気になりませんか?

▲オープンしたばかりのメルセデス・ベンツ中野サーティファイドカーセンターで展示されているEQS。奇しくも初回特別仕様と同じホワイト

EQSは、EQシリーズとしては最後発となる2022年9月にEQEとともにデビューした(当時は)セダンタイプの電気自動車です。グレードは「EQS 450+(1578万円/MP202301

、1563万円/MP202302)」と「メルセデス-AMG EQS 53 4MATIC+(2372万円/MP202301、2375万円/MP202302)」の2種類。ちなみにMPというのは販売会社内のモデル識別番号で、いわばイヤーモデルのようなもの。今回トミカ化されたのは前者の450+だと思われます。

 

メルセデス-EQの最上級モデルゆえ、スリーサイズは全長5225✕全幅1925✕全高1520mmとゆとりのあるサイズ。モーター&バッテリーも最高出力245W(333PS)、最大トルク568N・mで一充電あたり最長走行距離700kmと動力性能に申し分なし。

 

▲さいきん自動車教習所に通い始めた佐藤。「でっかい!」

もともとサルーン的性格が強いため、オーナーが運転するというより、自身は後部座席に鎮座しお抱えのドライバーに運転してもらうのが、王道的な使われ方のEQS。とはいえ、コクピットまわりも気になるわけですが、そのインパネデザインはMBUXに集約されているせいかつるっとシンプルで未来的です。ちょっと驚いたのはセンターコンソールが2階建てになっている点。ドリンクホルダーなどが集まる2F部分と、ちょっとしたバッグや靴まで入れておけそうな1F部分とに立体的に分けられているのが新鮮でした。これは真似するメーカーがありそう。

▲「うわー、広くて落ち着く」とため息がもれてしまう後部座席

とうぜん後部座席の快適さは言わずもがな。今回はエクステリアのチェックのみでしたが、近々EQSでドライブ取材にぜひとも出かけたい。そのときはいつになく、後部座席の争奪戦がくり広げられそうな予感がいたしました。

▲610〜1770Lの容積を誇るトランクルーム

個人的なEQSの白眉は、後部座席を倒せば最大1770Lにもなる大容量のトランクルームです。と言いますか、EQSはセダンとはいえ、厳密にはリアゲートが窓ごと開くハッチバックなのですね。工夫をすれば寝られそうなほどの広さです。

▲かつてフロントグリルがあった場所には、スリーポインテッドスターをモチーフにしたモノグラムが並びます

というわけで、まだまだ気になるポイントまで十分にチェックができておりませんが、EQSの簡単なご紹介でした。くり返しにになりますが、近々EQSでドライブ取材にも出かけたいと考えておりますので、その記事もお楽しみに! またトミカEQSの写真もこのエントリで随時更新いたします。

 

 

▲2台並べてみました。精悍なブラックと、上品なホワイト、どっちがお好き?

▲フロントマスクはクリアパーツで再現。2ヶ所のベンツマークはタンポ印刷です

▲すんごい細かい印刷で再現された車名。EQS 450+であることが確認できました

▲最後にリアからのショット

 

(熊山准)

  • プロフィール

熊山准(くまやま・じゅん)

中古車情報誌『カーセンサー』(リクルート)編集部を経て、ライターとして独立。クルマに限らずおもちゃ、家電、ガジェットなどモノ全般が大好物。現在はライフワークの夕焼けハントが嵩じて東京と沖縄で二拠点生活中。いま欲しいメルセデス車はAクラスセダン

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