2023.12.21

首都高速初!自然と共存した癒しの休憩スポット「川口ハイウェイオアシス」にEQAで行ってきた

カーライフ

EV ドライブ

メルセデス・ベンツに乗ってお出かけするドライブ企画。今回の目的地は、首都高速初のハイウェイオアシスとして誕生した「川口ハイウェイオアシス」です。首都高速と一般道の両方からアクセスが可能という利便性と、関東最大級の屋内遊び場「ASBooN(アソブーン)」もあることから大人も子どもも満足まちがいなしの同施設。魅力いっぱいの休憩スポットをご紹介いたします。

 

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運転免許を取得して以来、実は一度も高速道路を運転していない根本です。

 

今回の目的地は、高速道路上の休憩施設と都市公園を一体化した憩いの場「川口ハイウェイオアシス」。ハイウェイオアシスとは、高速道路上の利用者に潤いのあるスペースを提供するとともに、都市公園などの利用増進を図る施設なのだそうですが、こちらは一般道からも利用可能。水辺と緑に囲まれた安らぎのスペースにて、絶品グルメや周辺散策、癒しのひとときをお届けいたします。

 

ドライブのおともは、近ごろ電動化が進み話題の絶えないメルセデス・EQシリーズより「EQA 250」。日本の道路事情にぴったりで扱いやすいサイズ感のコンパクトSUVです。

▲ボディカラーはコスモスブラック(メタリック)。漆黒とメタリックのバランスが艶やかさを放ちます

「川口ハイウェイオアシス」は、2022年4月に従来の「川口パーキングエリア」が川口市営公園「イイナパーク川口(旧・赤山歴史自然公園)」と連結したことで、首都高速初となるハイウェイオアシスとして生まれ変わったもの。

 

ちなみに首都高速川口線を利用の場合、直接アクセスができるのは上り線のみ。今回は「首都高と一般道どちらからもアクセスが可能」というそれぞれの利用者視点からの利便性を体験すべく、往路は一般道から、復路に高速道路からお邪魔いたしました。

 

▲トンネル内で鮮やかなインテリアが際立ちます

この日の運転スタッフは、日ごろ同シリーズの「EQB」を運転しているせいか、ドライビングも慣れた様子。EQAもEQBも車体のサイズ感はさほど変わらず、EQBの方がフロントガラスの傾斜がやや緩やかに感じられた程度だそう。

 

サンルーフを開けることで光が入り気分も上昇。静かな走行音のおかげもあり、道中会話がはずみます。

 

メルセデス・ベンツ中野から1時間ほど一般道を走って目的地周辺に到着。往路は一般道からのアクセスのため、イイナパークの駐車場に車を停めます。

▲平日だからか、比較的落ち着いている様子

商業施設(売店やレストラン・カフェ)と屋内遊び場「ASOBooN(アソブーン)」の2つの建物からなる同施設。

 

アソブーンは輸入知育玩具でおなじみ「ボーネルンド」のプロデュースのもと作られた関東最大級の親子の遊び場です。利用は0才~小学生までのお子様とその保護者に限られるため、成人だけの私たちは入場できませんでしたが、ガラス張りのおかげで楽しく遊ぶ子どもたちの姿を眺めることができました。

▲アソブーンを前に「遊びたかった…」と年齢制限で悲しむ佐藤

ハイウェイオアシスの建物を抜けた先には、水辺と緑のイイナパークが広がっています。公園内には小学生までのお子様を対象とした「フワフワドーム」という大型遊具や、無料で見学ができる「歴史自然資料館」など盛りだくさん。残念ながらこの日は資料館の休館日でしたが、こちらでは赤山・安行地区の産業や関東群代の代官である伊奈氏の歴史について知ることが出来るそうです。ブログ編集部が見学できなかった分、皆さまが訪れた際には是非お楽しみくださいませ。

▲大自然の中で過去最高の飛躍力を出した女子2名。右奥の建物が「歴史自然資料館」です

さて、現在時刻は13時すぎ。ここでお待ちかねの昼食タイムです。飲食店は、定食メニューやごはん類を扱う「かまど炊きごはん 和楽」と麺料理がならぶ「麺処 衎衎亭(かんかんてい)」の2店舗。ともに券売機で食券を購入してから注文するスタイルです。休憩施設なだけあって注文から提供までがスピーディー。

▲「埼玉名物 肉汁うどん(中)」(830円)

メニューにあるとつい選んでしまう「埼玉名物 肉汁うどん(中)」。硬くコシのある麺がクセになってしまうそうです。弾力のある中太麺が、豚肉の旨味とコクが染み出した濃い目のつけ汁と見事にマッチ。

▲「大分中津・ぶんごや監修 からあげ定食(ミニ豚汁付)」(950円)

「大分中津・ぶんごや監修 からあげ定食(ミニ豚汁付)」を選んだのはわたくし根本。揚げ物をいただくときは先に野菜と決めているため、キャベツを完食してからようやくからあげを一口。カリっと揚がった衣と柔らかくジューシーな鶏肉が最高です。からあげのボリュームもあり「ごはんおかわり!」と言いたくなるほどお米も絶品。

▲「スタミナもつ焼き丼(ミニ豚汁付)」(800円)

お疲れ気味だったり、これから気合を入れたい方にぴったりなのが「スタミナもつ焼き丼(ミニ豚汁付)」。しっかりと下味の付いた豚もつがごはんとの相性抜群です。定食と共通して付いている味噌汁が「豚汁」なのも嬉しいところ。野菜と豚肉がたっぷり入った豚汁で温まりましょう。

▲「もつ煮込み定食(ミニ豚汁付)」(900円)

「もつ煮込み定食(ミニ豚汁付)」をチョイスしたのは佐藤。野球観戦のときは決まって頼むというほど、もつ好きなのだとか。味の染み込んだもつを前にごはんが進む一方です。色々なもつ煮込みを食べてきた佐藤も文句なしのお味だそう。

▲「もつ通」な佐藤も大満足。思わず頬が緩みます

「かまど炊きごはん 和楽」では、鋳物で有名な川口市産の羽釜で炊き上げたごはんをいただけます。どうりでお米が美味しいわけです!

▲かまどで炊かれるごはんが間近で見られるという嬉しい演出も

レストランの他に、地元豆腐店の豆乳を使用したスイーツや、猿田彦珈琲の焙煎豆から抽出したコーヒー等を扱うカフェもあります。しかしボリュームのあるランチが影響してスイーツまで辿り着けず… 無念。

▲開放感ある空間にレストラン、カフェ、売店が揃っています

腹ごしらえをしたあとは、お散歩がてら周辺を散策することに。少し歩いていると「赤山陣屋跡」という江戸時代初期に築かれ、その後も長きにわたって伊奈氏の拠点となった広大な土地が広がっていました。案内看板を見ながら「伊奈氏だから“イイナパーク”という施設名なんだ!」と、ここでようやく気付く根本なのでした。

▲埼玉県の指定文化財の旧跡として登録されている「赤山城址の碑」

城の中核となるかつての本丸周囲には、空堀の跡が数多く残されています。お時間に余裕がある方は、周辺の神社や公園などの陣屋跡をじっくり散策してみるのも良いかもしれません。

 

また、敷地内にある看板のQRコードを読み込むことで、古地図上での現在地が分かるという面白い体験が可能。歴史好きの方には堪らない演出です。

▲QRコードを読み込むと利用できる「赤山陣屋デジタルマップ」

本丸周辺の散策を終えた一同はいったん施設を後にし、高速道路(川口本線料金所)からの直接ルートで再度「川口ハイウェイオアシス」へと向かいます。

▲川口本線料金所にて、一番左のレーンを使用して首都高速へ進入

▲料金所を抜けるとすぐに可愛らしく目立つ看板が

分かりやすい看板のおかげで無事に戻って参りました「川口ハイウェイオアシス」。ここで佐藤がEVの充電をしたことがないとの事実が発覚。せっかくなので他のお客様のご迷惑にならないよう、少しだけ充電のシュミレーションをさせていただきました(充電残量に余裕があったため、実際には充電していません)。

▲しっかり急速充電スポットもあるので安心

2度目の訪問なので残すはお土産タイム。売店では高速道路からもアクセスできる休憩所ならではのご当地グルメやお土産、地元農家の新鮮野菜が購入できます。先述しているアソブーンをプロデュースしたボーネルンドの玩具も取り扱っているので、お子様もきっと大喜び。

 

▲ボーネルンドのおもちゃが気になってしまう2人。大人も夢中になれるほど興味のわくデザイン性です

▲野菜の生産も盛んな川口市ならではの名産品をぜひご賞味あれ

一般道からの利用に加え首都高速からの直接アクセス、どちらも迷うことなく到着でき無事にミッションコンプリート。移動中の方も周辺地域住民の方も、それぞれの目的で利用できる新しい複合施設だと実感いたしました。

 

お土産を購入し、ハイウェイオアシスを満喫したところで帰路につきます。

▲埼玉県草加市の名物・草加煎餅も勢ぞろい

今回の走行距離は、往路(一般道利用)約22㎞、復路(高速利用)約24㎞と合計46㎞程のドライブでした。気になるEQAの充電は出発時100%、帰社時87%と余裕の残量。一般道と高速道路を運転した感想としては、いっさい不安のない安定したスムーズなドライビングだったとのこと。視界も広く、快適な乗り心地に思わずうとうとしていたのは秘密です。

▲出発前のオフショット♪

わたくし根本、今まで一般的なサービスエリアは利用したことがありますが、「ハイウェイオアシス」という名の付く施設の利用は初めてでした。今回うかがった川口ハイウェイオアシスは、高速道路の休憩スポットと自然に溢れた公園とのコラボレーションでしたが、施設の形態はそれぞれの地域によって多岐にわたるそう。高速道路を利用するときハイウェイオアシスという看板に注目したいと思った根本なのでした。

 

川口ハイウェイオアシスをはじめ、全国各地の憩いのスポット、ぜひ皆さまもチェックしてみてくださいね。

 

(根本綺更)

EQA

●プロフィール
根本綺更(ねもと・きさら)
クルマ好きが高じてこのたび弊社ブログ編集部に入社・配属。とはいっても前職は宿泊業界。メルセデス初心者なりに、皆様への発信を通して精進してまいります。趣味はお菓子作りとミニブタカフェ通い。いつかメルセデスにブタを乗せてドライブが夢。

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