クルマは実車に触れて運転してみることで、カタログやウェブサイトだけではわからないさまざまなことが見えてきます。そして購入前にクルマに乗ってみる機会として一般的なのが「試乗」です。従来は電話や直接ディーラーにおもむくことでしか試乗を申し込むことしかできませんでしたが、近年ではウェブサイトや車種ページなどから予約することもできるようになっています。でも、「どうやって申し込めばいいかわからない」「申し込むとしつこい営業があるのでは…」と不安に思う人もいるはず。そこでスタッフが実際にメルセデス・ベンツの試乗リクエストサービスを利用してみると同時に、試乗の実態をセールス担当に聞いてみました。
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試乗=必ずしも購入ではないのでご安心を
クルマを購入する際は、可能な限り試乗をし、自分のフィーリングにマッチするかを確認するべきだと考えている高橋です。
みなさんもクルマの購入を考えて候補を数モデルまで絞り込んだ際、最後にどれを選ぶかは何か決め手が欲しいはず。デザインやラグジュアリーさなどでメルセデス・ベンツに決めている人も、購入前にどんな乗り味なのか知りたいと思うでしょう。
そんな時におすすめなのが、試乗。試乗というと「いちど乗ってしまうと買わないといけないのではないか」と心配される方もいるかもしれませんが、洋服の試着と同じでクルマも試乗=絶対に購入というわけではありません。

▲メルセデス・ベンツ中野 セールススタッフ 池田大輝氏。MB国際認定セールスエグゼクティブ
「もちろん私たちセールスはメルセデス・ベンツのクルマを販売することが仕事ですから、試乗いただくお客様に乗り換えの予定や比較検討しているクルマがあるかなどをおうかがいします。でも強引に販売することはありませんのでご安心ください。まずは実際に乗っていただき、メルセデス・ベンツの魅力を体験していただけたらと思っています」と話すのは、メルセデス・ベンツ中野でセールスを担当する池田大輝さん。
つまり、そこまで肩ひじ張らなくても気軽に試乗してもよいのです。
試乗はウェブから事前リクエストすると便利
では、どうすれば試乗できるのでしょう。
従来は、洋服の試着と同じようにディーラーに足を運び「試乗させて」と申し込むのが王道でしたが、他のお客さんが試乗をしていてクルマがお店になかったり、試乗車が整備に入っていたり、そもそも試乗車として用意されていなかったりして、せっかくディーラーまで行ったのに試乗できないこともあります(ありました)。また、運よく試乗車が空いていても、準備に時間がかかりディーラーでしばらく待たないといけない場合もあります。
そこでおすすめなのが、事前に試乗の予約をしておくこと。予約をしておくことで、ディーラーは希望の日時に試乗ができるように準備をしておいてくれるのです。
試乗リクエスト(試乗予約)は、宮園輸入車販売 店舗HPの「お問い合わせ」や試乗車ラインアップから行うことができます。
そこで私、ライター高橋が実際に試乗リクエストをしてみたので、そのやり方を紹介します。ちなみに今回はパソコンから予約しましたが、スマートフォンからも予約できますよ。
1.試乗を希望するディーラーのウェブサイトにアクセス

▲まずは試乗を希望するディーラーのウェブサイトにアクセスします。私は自宅から近いメルセデス・ベンツ中野を選びました。ページのトップ(グローバルナビゲーション)にある「試乗車」をクリックします。
2.試乗を希望する車種をクリック

▲ディーラーが所有する試乗車が表示されるので、試乗を希望する車種を探します。今回はメルセデス・マイバッハ EQS SUVの試乗をリクエストします。
3.必須事項を入力

▲氏名、生年月日、住所、電話番号、メールアドレスなど、試乗申込みに必要な事項を入力します。
4.試乗希望日時を記入しプライバシーポリシーに同意して情報を送信
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▲試乗希望日時は「ご意見・ご感想」欄に記入。その他必須事項を入力したら、ディーラーのプライバシーポリシーに目を通したうえで、「プライバシーポリシーに同意する」にチェックを入れて送信ボタンをクリック。
試乗リクエストをすると、希望日に試乗車を用意できるかなど、ディーラーの担当者からメールが送られてきます。希望日時に別の試乗予定があったり試乗車の手配が難しい場合はその旨連絡が来るので、担当者と試乗日時をすり合わせましょう。
【ご注意】試乗当日は運転免許証を忘れずに!

▲初めての試乗だと不安や疑問もあるはず。セールス歴10年以上の池田さんに試乗のポイントを教えてもらった
これまで試乗の経験がないと、試乗の予約が取れたとしても当日どうしたらいいかわからないこともありますよね。そこで池田さんに試乗時の気になる疑問をぶつけてみました。
- 試乗当日に用意したほうがいいものなどはありますか?
池田:まず、当日は運転免許証を忘れないようにしてください。また、サンダルやハイヒールだとペダル操作に支障をきたす可能性があるので、スニーカーなど運転しやすい靴を履いてきていただければと思います。

▲試乗前には「試乗契約書」に必要事項を記入する
Q.試乗車の一覧に希望車種・グレードがない場合はどうしたらいいですか?
池田:店舗ではすべての車種・グレードの試乗車をご用意しているわけではありませんが、系列店舗に試乗車がある場合はそちらから搬送してくることもできます。まずはどんなことでもお気軽にお問い合わせしてください。
Q.家族で試乗することもできますか?
池田:もちろん大丈夫です。ただ、試乗時はスタッフが必ず同乗しますので、人数によっては全員でお乗りいただくことが難しい場合もあります。

▲試乗前には担当者がクルマの操作方法を教えてくれるので心配無用!
Q.コースを自由に選んで試乗することはできますか?
池田:試乗は基本的に店舗で設定している15〜20分ていどのコースでお願いしています。ただ、お客様によっては購入にあたり、近所の狭い道が通れるかどうか、自宅駐車場にうまく停められるかどうかといった条件がある場合もございますので、まずは試乗前にどんなことでもお気軽にお問い合わせしてください。
Q.試乗時はどんな部分に注目するといいですか?
池田:ウェブサイトで見ているのと実車では大きさの感覚がかなり違うと思います。大きさの違いによる室内の広さや運転感覚の違いなどはぜひ見ていただきたいですね。たとえばGLAの試乗を希望されてGLBをご購入いただいた方もいますし、逆のケースもあります。

▲試乗車が空いていれば一度に複数車種を試乗することも可能。気になる点はどんなことでも問い合わせ時に確認してみよう
試乗リクエストはスムーズに試乗したい人にとってとても便利な機能。具体的に購入の検討をしている方はもちろん、まだ購入予定はないけれどメルセデス・ベンツに興味があるという方も、ぜひ宮園輸入車販売の正規ディーラーで試乗してみてください。
(高橋 満)
高橋満(たかはし・みつる)
求人誌編集部、カーセンサー編集部を経て1999年にエディター/ライターとして独立し、自動車、音楽、アウトドアなどをテーマに執筆。得意としているのは人物インタビュー。最近はゴルフに興味が出てきていて(まだデビュー前ですが)、Eクラスステーションワゴンのようなラゲッジが広くて快適に移動できるクルマに興味津々。
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