2026.08.20

今さら聞けない?覚えておくと便利なメルセデス・ベンツの操作方法

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メルセデス・ベンツのクルマには、安全・快適にドライブを楽しむためのさまざまな機能が搭載されています。その使い方をまとめているのが取扱説明書。でもものすごく分厚い冊子なので、多くの人はなかなか開くことがないかもしれないですね。そこで今回は取扱説明書を開いたことがない人も、覚えておくと便利な操作方法をピックアップしました。

 

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クルマの取扱説明書、目を通したことありますか?

 

実はいろいろなクルマの取扱説明書を読むのが好きな高橋です。

 

アクセルやブレーキ、ATシフト、エアコンやオーディオなど、頻繁に使う機能はメーカーが違っても操作方法は基本的に変わりません。そのため取扱説明書を読まなくても使い方は直感的にわかるもの。

 

ただ、クルマにはほかにもさまざまな機能が搭載されています。中でもメルセデス・ベンツはドライバーが安全に運転するための調整機能や、車内で快適に過ごすための機能が充実していることで有名。ためしに取扱説明書をパラパラと見てみると、「こんなこともできるんだ!」と、役立つ機能をたくさん発見するはずです。

▲メルセデス・ベンツ西新宿 セールスエグゼクティブの小宮山勇人さん

小宮山さん:私どももぜひ取扱説明書に目を通して欲しいと思いますが、とてもページ数が多いですし、専門的な内容も書かれています。そのためご覧になったことがないお客様のほうが多いと思います。

 

こう話すのは、メルセデス・ベンツ西新宿の小宮山さん。たとえばGLEだと取扱説明書はトータル650ページ以上もあります。そこに機能説明はもちろん、警告灯の見方や整備に関する項目などが並ぶため、多くの人が本当に困ったときしか開かないのも頷けます。

 

しかし、搭載される快適機能などを使わないままでいるのはもったいない! そのため正規ディーラーのスタッフはクルマのことを勉強し、オーナーから質問された時に説明できるようにしています。

 

そこでシフト操作やパワーウインドウの開閉など頻繁に使うものではないけれど、覚えておくと便利な機能の操作方法を小宮山さんに教えてもらいました。

 

トリップメーターのリセット方法

 

ロングドライブ時に出発からどれくらいの距離を走ったかを確認したり、前回給油からの走行距離を知りたい時に便利なのがトリップメーター。昔のクルマはメーターから伸びる細い棒を押すとメーターリセットができましたが、現在のメルセデス・ベンツのクルマにはこの棒がついていません。

 

トリップメーターは以下の方法でリセットできます。

 

■ステアリングのOKボタンを押す

▲エンジンがかかっているなどクルマが起動している状態でステアリング右側にあるOKボタンを押す

■「走行距離をリセット」を選択

▲メーター内に「走行距離をリセット」と表示されるので「はい」を選ぶ

■リセット完了

▲「はい」を選択してOKを押すとトリップメーターがリセットされる

ヘッドライトを手動で点灯させる方法

 

2020年4月以降に発売された新型車、および2021年10月以降の継続生産車にはオートライトの搭載が義務付けられています。ライトスイッチのポジションを「AUTO」にしておけば、夜やトンネルに入った時などに自動でヘッドライトが点灯するため、暗い場所でヘッドライトを点灯させることを意識しない人が多いはず。

 

ただ、霧や雪、水しぶきなどで視界が悪くなる環境にいる場合、スイッチをAUTOにしていてもヘッドライト(ロービーム)が自動で点灯しないことがあります。そんな時は手動でヘッドライトを点灯させることができます。

 

■ライトスイッチを確認

▲ステアリングの右側にあるダイヤルがライトスイッチ。通常は「AUTO」が選択されている

■ダイヤルを右に回す

▲ダイヤルを右に回すと手動でヘッドライトが点灯する

■メーター内のインジケーターランプを確認

▲ヘッドライトが点灯するとメーター内にインジケーターランプが点灯する

■ライトコンビネーションスイッチを奥に押し込むとハイビーム

 

▲ステアリングの左側にあるライトコンビネーションスイッチ(ウインカーを操作するレバー)を奥に押し込むとハイビームに切り替わる

ステアリングポジションの調整

 

安全に運転するためにはシートやステアリングを正しい位置に調整するのがマスト。シートは自分に合ったポジションに調整していると思いますが、ステアリングの高さや距離も操作しやすい位置に調整できるって知っていましたか? 操作方法はグレードにより電動調整と手動調整があります。

 

■【電動調整】レバーで角度と距離を調整

▲ステアリングの左側にあるレバーを操作するとステアリングが動くので、ステアリングの高さと距離を運転しやすい位置に調整する

■【手動調整】ロックを解除

▲ステアリングの下部にあるレバーを下げてロックを解除する

■【手動調整】高さと距離を合わせる

▲レバーを下げるとステアリングが動かせるようになるので、高さと距離を運転しやすい位置に合わせる

■【手動調整】レバーを戻す

▲調整が終わったらレバーを上げるとロック状態に戻る

シートメモリーの設定方法

 

正しいシートポジションとステアリングポジションはドライビングの基本。でも1台のクルマを複数人が運転する場合、毎回ポジション調整するのは面倒ですよね。メモリー機能が備わっているクルマなら、最大3人分のシート位置やステアリング位置、ドアミラー位置をメモリーしておけます。

 

■シート、ステアリング、ドアミラーを調整

▲シート位置、ステアリング位置、ドアミラー位置を運転しやすい位置に調整する

■「M」ボタンを押す

▲調整が終わったらシート調整レバーの横にある「M」ボタンを押す

■メモリーしたい数字を押す

▲「M」ボタンを押してから3秒以内に、ポジションをメモリーしておきたい数字のボタンを押す。シートなどを動かした時は、メモリーした数字を押すと記憶しているシート位置、ステアリング位置、ドアミラー位置に自動調整される

アンビエントライトのカラー変更方法

 

夜の車内を幻想的に演出するアンビエントライトは、メルセデス・ベンツの人気装備。そんなアンビエントライトは、好みの色に設定したり、自動で色が変化するように設定できるってご存じでしたか?

 

■「コンフォート」を選択

▲センターコンソール上のホームボタンを押して、メディアディスプレイで「コンフォート」を選択

■「アンビエントライト」を選択

▲「アンビエントライト」を選択すると調整画面が現れる

■好みの色を選択する

▲「カラー」を選択すると色の設定画面が現れるので、単色またはマルチカラーから好みの色を選択する。同様に明るさやエフェクト効果も調整可能

デジタル版取扱説明書の呼び出し方法

 

ここまで、覚えおくと役立つ機能の使い方を紹介しましたが、メルセデス・ベンツにはほかにもさまざまな機能が搭載されています。ドライブ先で機能の使い方を調べたい時や、万が一警告灯が点灯し、その内容を確認したい時などは、内蔵されたデジタル版取扱説明書が役立ちます。

 

■「設定」を選択

▲センターコンソール上のホームボタンを押して、メディアディスプレイで「設定」を選択

■「情報」から「取り扱い説明書」を選択

▲「情報」→「取扱説明書」→「デジタル版取扱説明書」を選択。

■知りたい情報を探す

▲知りたい内容を検索すると結果が右側に表示される。メッセージには車両からのインフォメーションが記憶されている

クルマの操作方法は正規ディーラーでも確認できます

 

今回は代表的なものとして6つの機能の使い方を紹介しましたが、メルセデス・ベンツの各モデルにはほかにもさまざま快適・便利機能が搭載されています。

 

取扱説明書・デジタル版取扱説明書を隅々まで読み込むのは大変だと思いますが、もし使い方がわからないことや「こんなことができたら」と思うことがあれば、ぜひ正規ディーラーの担当者に聞いてみてください。メルセデス・ベンツの知識が豊富なので、ていねいに教えてくれるはずですよ。

 

(高橋満)

高橋満(たかはし・みつる)

求人誌編集部、カーセンサー編集部を経て1999年にエディター/ライターとして独立し、自動車、音楽、アウトドアなどをテーマに執筆。得意としているのは人物インタビュー。最近ゴルフデビューをして、Eクラスステーションワゴンのようなラゲッジが広くて快適に移動できるクルマに興味津々。

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